HTTP通信内容の確認方法

最終更新日:2005年11月16日

HTTP通信内容確認ツール


HTTP通信内容を確認するツールの紹介。

MS-Windows用ツール

名称 種別 内容
Fiddler ローカルProxy Microsoftが開発したツールで、起動するとIEのプロキシ設定が自動的に書き変わる。
他のブラウザを使用している場合は、localhost:8888 にプロキシを設定すれば利用できる。
HTTPヘッダの情報の他にボディの情報も確認できる。機能が豊富で、HTTP通信の詳細の内容を確認したい時には便利。
現在のバージョンは 1.0.1 だが、何故か Squid を上位プロキシに設定しているとやたらにレスポンスが遅くなる。0.9.* の時にはそのような事はなかったのだが・・・。仕方が無いので、Squid を通さないといけない時は、とりあえず上位プロキシを Proxomitron に設定して回避している。
ブラウザ → Fiddler → Proxomitron → Squid → Webサーバ
Proxomitron ローカルProxy Webページやヘッダのフィルタリングなどが行え、上位プロキシの切り替えも簡単に出来る。
HTTPヘッダの通信内容の確認もできる。
OpenSSLライブラリ(SSLeay32.dll, libeay32.dll)を入れれば、SSL(https)通信のフィルタリングや通信内容の確認も可能。
LiveHTTPHeaders Firefox の拡張機能 HTTPヘッダの通信内容確認をできる。httpsもサポートしている。
記録したヘッダ情報を編集して送信する事も可能。
Firefox を使用している場合はお手軽で便利。
日本語版もある。

Webサーバに渡している情報確認


ブラウザがWebサーバにどんな情報を渡しているか(Webサーバからどのように見られているか)の主な確認サイトおよびサンプルCGI。

主な確認サイト

HTTP環境変数を表示するサンプルCGI

HTTP環境変数をソートして表示する。
#! /usr/local/bin/perl
#

print "Content-type: text/html\n\n";
print "<html>\n<head>\n<title>HTTP ENVIRONMENT VARIABLES</title>\n</head>\n<body>\n";
foreach (sort keys %ENV) {
        print "$_ = $ENV{$_}<br />\n";
}
print "</body>\n</html>\n";

exit 0;