MACアドレス
最終更新日：2005年10月12日
MACアドレスのフォーマット
MACアドレスは、48bit（6オクテット）から構成されており、最初の3オクテットがベンダー識別子(OUI
: Organizationally Unique Identifier)、最後の3オクテットが各ベンダーが管理するアドレスになっている。
| ベンダー識別子(OUI) |
各ベンダーが管理するアドレス |
| 第１オクテット |
第２オクテット |
第３オクテット |
第４オクテット |
第５オクテット |
第６オクテット |
| MSB |
LSB |
| 第１オクテット |
8
|
4
|
2
|
1
|
8
|
4
|
2
U/L |
1
I/G |
|
| I/G(Individual/Group)ビット |
0 |
ユニキャスト・アドレス |
| 1 |
マルチキャスト・アドレス |
| U/L(Universal/Local)ビット |
0 |
ユニバーサル・アドレス |
| 1 |
ローカル・アドレス |
データ伝送の際、オクテット内のビットの伝送はLSB（Least Significant Bit：最下位ビット）からMSB（Most Significant Bit：最上位ビット）の順に行われる（LSBファースト）。よって、伝送時の最初のビットは第１オクテットのLSB（最下位ビット）であるI/Gビット、次がU/Lビット、そして最後のビットが第６オクテットのMSB（最上位ビット）となり、以下のような順番（左から右）になるので注意。
←←←←←
例えば、MACアドレス
| AD |
- |
DE |
- |
48 |
- |
00 |
- |
00 |
- |
80 |
| 1010 |
1101 |
|
1101 |
1110 |
|
0100 |
1000 |
|
0000 |
0000 |
|
0000 |
0000 |
|
1000 |
0000 |
は、
| 1011 |
0101 |
|
0111 |
1011 |
|
0001 |
0010 |
|
0000 |
0000 |
|
0000 |
0000 |
|
0000 |
0001 |
| ↑ |
| 先頭がI/Gビット、次がU/Lビット |
のように伝送される（左が先頭で右が最後）。
ベンダー識別子：OUI(Organizationally Unique Identifier)
ベンダー識別子は以下のサイトで確認できる。
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